「猫の病院を探しているけれど、特に具合が悪いわけではないし、何をきっかけに受診したらいいんだろう」

そんな方には、健康診断をきっかけに一度来ていただくのもおすすめです。

ルル キャットクリニックでは、初めて来院される猫ちゃんの健康診断を受け付けています。

もちろん、何か症状がなくても大丈夫です。

むしろ私たちは、病気になってから初めて猫ちゃんに会うよりも、元気なときに一度診察しておけることには大きな意味があると思っています。

体重はどのくらいなのか。心臓の音はどうか。お口の状態はどうか。血液検査ではどんな数値なのか。

元気なときの状態を知っておけば、数年後に検査をしたときにも「この子は以前と比べてどう変わっているのか」を見ることができます。

そして、健康診断をして何も見つからなければ、それが一番です。

まずは健康診断をきっかけに、猫ちゃんのことを知ってもらう場所として来ていただいて大丈夫です。

お電話またはWebからお気軽にご予約ください。

元気な猫ちゃんでも、約6割に数値の変化が見つかりました

猫ちゃんは具合が悪くても、それをなかなか表に出してくれません。

食欲もあるし、いつも通り過ごしている。飼い主さまから見れば何も変わらないのに、検査をしてみると小さな変化が見つかることがあります。

以前、129頭の猫ちゃんの健康診断を行ったところ、78頭、約6割で基準値から何らかの数値の変化が見つかりました。

もちろん、基準値から外れている=病気、ということではありません。

ただ、元気に見えている猫ちゃんでも、実際に調べてみないとわからないことがあるということです。

健康診断は「病気を探すため」だけのものではありません。

元気なときの状態を記録して、その猫ちゃん自身の基準をつくっておく。これも健康診断の大切な役割です。

ちゅーるを食べながら診察も採血もがんばれるよ 物怖じせず診察をがんばってくれた大福ちゃん

ルルの健康診断で調べること

ルル キャットクリニックでは、2026年12月31日まで、猫ちゃんの健康診断を16,500円(税込)で実施しています。

当院の健康診断は、まず血液検査を中心に行います。

レントゲン検査や超音波検査など、時間がかかり猫ちゃんの負担にもなる検査を、最初からすべて行うわけではありません。

まずは血液検査で現在の状態を確認し、気になる項目が見つかった場合に、必要に応じて後日、再検査や尿検査、レントゲン検査、超音波検査などへ進みます。

採血自体は数分程度です。

当院では、飼い主さまの目の前で、猫ちゃんにはチュールを食べてもらいながら採血しています。

できるだけ猫ちゃんに負担をかけずに健康状態を確認することを大切にしています。

健康診断では、基本となるCBC(血球検査)、血液化学検査16項目、電解質に加えて、

  • 腎機能を評価する「SDMA」
  • 心臓への負荷をみる「NT-proBNP」
  • お口の状態を調べる「歯周病菌検査 ADplit」

などを行います。

腎臓、心臓、お口の病気は、猫ちゃんでは決して珍しくありません。

そして厄介なのは、これらの病気の初期には、飼い主さまが気づくような症状がほとんどない場合があることです。

だからこそ、元気なうちに一度確認しておきたいと考えています。

腎臓の変化を調べる「SDMA」

慢性腎臓病は、猫ちゃんでよくみられる病気のひとつです。

腎臓病というと、「水をたくさん飲む」「おしっこが増える」「痩せてくる」といった症状を思い浮かべるかもしれません。

ただ、こうした変化が飼い主さまにはっきりわかる頃には、すでに腎機能の低下が進んでいることもあります。

SDMAは、腎機能の変化を調べるための血液検査です。

以前行った健康診断では、症状のなかった猫ちゃんたちの約5%でSDMAの高値が確認されました。

数値に変化が見つかった場合には、必要に応じて再検査や尿検査、超音波検査などを行い、腎臓の状態を詳しく確認します。

早い段階で変化に気づくことができれば、その猫ちゃんの状態に合わせて、食事や水分管理、必要な治療や定期的なチェックを考えていくことができます。

心臓病は、元気そうに見えてもわからないことがあります

猫ちゃんには、心臓の筋肉が厚くなってしまう**肥大型心筋症(HCM)**という病気があります。

この病気の難しいところは、心臓に変化があっても症状に現れず、元気に生活している猫ちゃんがいることです。

診察室で聴診をしても、はっきりした異常がわからないこともあります。

そこで健康診断では、NT-proBNPという心臓への負荷をみる血液検査も取り入れています。

NT-proBNPの上昇は、いわば**「心臓からのヘルプのサイン」**のひとつです。

症状がなく元気に見える猫ちゃんでも、この数値の上昇が心臓の異常に気づくきっかけになることがあります。

数値に異常がみられた場合には、後日院内で心臓超音波検査や胸部レントゲン検査、心電図検査などを行い、心臓の状態を詳しく確認します。

口臭は、歯周病のサインかもしれません

もうひとつ、健康診断で忘れてほしくないのがお口です。

以前、健康な猫ちゃん20頭に歯周病菌検査を行ったところ、80%で歯周病菌の増加が確認されました。

普段の診察でも、歯肉炎や歯周病が見つかる猫ちゃんは珍しくありません。

ワクチンや健康診断で来院された猫ちゃんを診察するとき、私たちは必ずお口の中もチェックしています。

明らかな歯肉炎や歯周病があっても、飼い主さまにお話を伺うと「特に症状はありません」と言われることがよくあります。

猫ちゃんは、お口の痛みがあっても普通に食べていることがあります。

そのため、「食べているから歯は痛くない」とは言い切れないんですね。

当院の健康診断では歯周病菌検査も行い、結果に応じて、ご自宅でできるケアや今後のお口の管理についてもお話しします。

猫ちゃんの健康診断は何歳から?

「何歳になったら健康診断を受けた方がいいですか?」

これもよくいただく質問です。

健康診断は、シニアになってから始めるものとは限りません。

若い猫ちゃんでも、一度検査をして元気なときの数値を残しておけば、それがその子自身の基準になります。

その後は年齢やこれまでの検査結果、体調などに合わせて、必要な検査内容や頻度を考えていけばいいと思います。

特に6歳を過ぎてきた猫ちゃんや、1年以上血液検査をしていない猫ちゃんは、一度健康状態を確認しておくことをおすすめしています。

また、

「最近ちょっと痩せたかな」

「水を飲む量やおしっこの量が変わった気がする」

「口臭が気になる」

など、少しでも以前との違いを感じている場合には、年齢にかかわらずご相談ください。

初めての方も、健康診断からどうぞ

ルル キャットクリニックでは、2026年12月31日まで、猫ちゃんの健康診断を16,500円(税込)で実施しています。

初めて当院を受診される猫ちゃんも対象です。

「今まで通っていた病院から変えてみようかな」

「猫ちゃんを迎えたので、これから通える病院を探している」

「特に具合は悪くないけれど、一度きちんと健康状態を調べてみたい」

そんなときにも、健康診断を最初の受診のきっかけにしていただいて大丈夫です。

何も問題がなければ、元気なときの状態を記録しておく。

何か変化が見つかったら、その猫ちゃんに追加の検査が必要なのか、しばらく経過を見ればいいのかを一緒に考える。

病気になったときだけではなく、元気なときにも気軽に相談できる病院として、ルル キャットクリニックを知っていただけたらと思っています。

健康診断だけの初診も大丈夫です。お電話またはWebからお気軽にご予約ください。

白茶の猫ちゃんたち 体の柄までそっくりな2匹